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2008年10月11日 (土)

惜しい(w

A級リーグ指し手1号さんのブログより。

企画書 「ASIC化で名人に勝てまっせ!どないです、一口乗りまへんか旦那?」

を見ての最初の感想。

・ASIC化しても私が思ってるほどクロックがあがらない。

・並列化は思ってるより思いっ切り出来る

・でも、並列化の粒度を下げると通信コストが馬鹿にならないので、バス間の通信はあっても、ボード間の通信はほとんどなしにするか、粒度を上げないといけない。

・上記のことを考えると、「0.75乗仮説」は楽観的では?

…というところで、「500万で名人に勝てるかも知れない」なら、死ぬ気で二年位働いてお金を積むんですけどねぇ(--; 惜しい。

500万で選手権優勝できるかも知れないだとさすがにちょっとなぁ。

大学の研究室で500万のお金を動かすのも結構大変だと思うので、なかなか予算としてぶちあげるのも難しそうな気がします…。どこかFPGA/ASICに興味のある、お金持ちの研究室はいねがー?

とここまでが最初の感想。

次に、妄想(苦笑)。

そもそも、500万あれば、まるまる半年仕事休めるので(w、自分でも選手権優勝「できるかも知れない」ような気がしてきた(w

というわけで、過去の経歴から試算してみましょうか。

「鈴木将棋」→「うさぴょん」で参加の時には大体3ヶ月注ぎ込んで、コンピュータ将棋の進歩4のレーティング表を見ると、500点の増加。

…あれ?

大胆に、かけた時間に比例してRが増加するという仮定を持ち込むと、半年仕事を休んだ場合に伸びるRは1000。うさぴょんからR1000点のびたら優勝…できるなぁ(--; 

 <いや、仮定(かけた時間に比例してRが増加する)が明らかに無理です。

GTPが検索キーワードになってるみたいなので。

GTPのクライアント側実装例を示そうかな、とか思ったら勝也のGTP対応ソースをどこかに置いて来てます。

何か今週はこんなことばかりやってるような気がする…。

何やってるんだかなぁ。

というわけで、予告:くろねこにゃのソースはGTP対応してから公開します。

アルゴリズムの解説は、工学社から発刊する予定の『コンピュータ囲碁のアルゴリズム(仮題)』にて。

さて、もっと原稿書かないといけない状態に自分を追い込んだぞ、と…。

2008年10月 1日 (水)

勝也のGTP対応

勝也のGTP対応に意外に手間取りました。

勝也は、実は普通のWindowsアプリなのですが、AllocConsoleして、標準入出力とエラー出力をコンソールに出していました。

これが曲者で、GTPは標準入出力からやりとりを行う上に、決められたとおりの手順で通信を行わないといけないので…そう、今までコンソールに出していた、余計な情報が出てしまうわけです(--;

そして、それが邪魔で通信できないというOTL

勝也の公開をすることはあまりなさそうなのですが、「くろねこにゃ」のバグ取りが完全に終了した際には、GTPも対応済みになってる予定です。そのためには、「くろねこにゃ」も今までコンソールにお気軽に出していた情報をどうにかしないといけないんですがOTL

KuroNekonya.exe -gtp

として起動すると、GTPモードで起動する予定です。(今の勝也もそうなってます。)

で。今の勝也では対応し切れなかったのですが、「スコア」に対応しないとなぁ。

(今の勝也は、終局後に、勝也のUIで、形勢判断ボタンを押してもらう作り)

スコアリングは、具体的には、この相手の石は死んでいる、ここはセキ、とか言ったマークを付ける作業です。これが出来れば、GoGuiとしては、スコアを出してくれるようです。

あるいは、中国ルールなら、合法手があって、その手で損をしない限りは最後まで打ち終えるというのもアリなのかも知れません。

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