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2008年4月25日 (金)

仕事は忙しいんだけど

『現地で組み立て』とかいうすごい話になるかも知れませんが、新しいマシン用のパーツ一式を通販で買いました。

Phenom X4 Black Editionを買って、OC耐性で勝負することにしてみました(苦笑)。

定格動作の2.5GHzだと、現在のマシンとほとんど差がないんじゃないかというのが頭の痛いところです。(現状は、Opteron280(Dual Core/2.4GHz)のDualなので。)

本音を言うと、今年はCore2Extremeなマシンが欲しかったんですが、8万円の価格差に挫けました(苦笑)。

それでも、OCで3GHzで動けば、おそらく、『うさぴょん』のプログラムならCore2Extremeの最上級バージョン以上のパフォーマンスが出るのではないかと期待。(各スレッドのメモリアクセスの局在化と、トランスポジションテーブル関連での関連から、『偏在的なメモリの高速アクセス』と『この際、キャッシュに残さなくてもいいからというようなランダムなアクセス』とがあるんですよね。どちらかというと、この辺りはかつてはAMDの得意分野でした。)

定格は2.5GHzなので、+10%の2.8GHzまで頑張って欲しい…。

2008年4月20日 (日)

A級リーグ指し手一号が初勝利…かと思ったんだけれど…

http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/tools/view/index.cgi?go_last=on&csa=http%3A%2F%2Fwdoor.c.u-tokyo.ac.jp%2Fshogi%2Flogs%2FLATEST%2Fwdoor%2Bfloodgate-900-0%2Baleag1tst%2Busa_test%2B20080420130008.csa

ちょっと見たら、ちょうど100手目あたり。A級リーグ指し手一号がうさぴょんに勝つところかと思いました。

で、終局まで見たら、結局うさぴょんの勝ち。

…やはり、将棋って、駒の損得だけじゃ分からないもんですねぇ…。

ここからうさぴょんが勝っちゃうのかー、と思ってたんですが、正確に指されても本当にうさぴょんが勝てるのかなぁ、これ…?

投了局面は詰んでいる…のかな?

とりあえず、もう少し前の局面から、『うさぴょん』に必至のつもりかどうか聞いてみるか…。

追記:

104手目 7八と がうさぴょん的には必至のつもりらしいです。本当に必至になっているのかどうかは、私の棋力では不明です(苦笑)。また、投了局面は、ちゃんと詰んでいるようです。

2008年4月17日 (木)

序盤下手だなぁ

usa_testの負けを見ていて。

序盤、下手だなぁーと再認識。

より正確には、序盤から定跡を外れて中盤あたりが下手、という感じかなぁ。序盤の方針を生かせていないと言うか。抑えこめばいいのに抑え込めなかったりとか。

遊び駒の概念をどうにかして評価に入れれば良さそう、かな?

そっぽの駒打ちも減りそうだし、先読みの中で浮き駒を作るような手を控えるようにすれば、もう少しはマシになりそう。後は、飛車や角を交換する時に、駒得や駒損を抑える手よりも、後でその駒を有効に使えそうかどうかとか…。

…結局、評価関数が難しい、という結論になるのかな。

ニ駒の位置関係とかでどうにかなりそうな、ならなさそうな。今から学習に手をつけるのはちょっと間に合いそうもないので、どうやって手でルールを追加していくかが勝負になりそう。

usa_testでここしばらくの期間にやったことは、Hashのロックを最低限に抑える(Hash全体のロックから、各ハッシュのエントリをロックするように切り替え)ようにしてみたことと、NullMoveの導入。ただ、NullMoveを終盤で導入しているのはちょっとやばそうな雰囲気。

評価関数が単純な駒得に近い(もちろん、玉の堅さなどは入れていますが)ので、間に合わない攻めをしてみたり、間に合う攻めを見逃していたりしそう。

選手権までに間に合うかな…?

2008年4月16日 (水)

戯言…です。

えと、最近、とある人との会話の中で、MCで何で囲碁はうまく行くんだろうねぇという話から、ヨタ話にすっとんで行きました。

題して『MCでフレーム問題を解決する(笑)』

人間は、確率的に無視出来る事態を無視することがうまいから、フレーム問題を起こさないんじゃないか?という仮説から始まり、それじゃ、どれを無視していいか分からないコンピュータは、コンピュータが認識できるもの全てについてMCシミュレートして、UCTで行動を決定すれば実はフレーム問題を思いっきりおこしているんだけど、外から見た動作としては、フレーム問題を起こしていないように見えるんじゃないの?というヨタ話です。

もしかすると、計算速度がガンガン上がっていくと、本当の話になっちゃうんじゃないの?とか少し思ってしまうところもあるんですが。

もっとも、これでフレーム問題を解決したからと言って、接地問題は全然解決しないので、『強いAI』はまだまだ実現は遠いのですが。

2008年4月10日 (木)

AM3:00のWindowsUpdate

…に引っかかって、皆floodgateからログアウトしちゃったかな??

終盤用の問題集を解かせてみる方はまだ手付けず。

『うさぴょん2』のコード書きに専念したいところだけれど、仕事に追われるこの毎日…。usa_testが動いていてくれることが励みかもしれない。

2008年4月 8日 (火)

この辺の負け方は凹める…

http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/tools/view/index.cgi?go_last=on&csa=http%3A%2F%2Fwdoor.c.u-tokyo.ac.jp%2Fshogi%2Flogs%2FLATEST%2Fwdoor%2Bfloodgate-900-0%2Busa_test%2Bmisaki900%2B20080408130007.csa

http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/tools/view/index.cgi?go_last=on&csa=http%3A%2F%2Fwdoor.c.u-tokyo.ac.jp%2Fshogi%2Flogs%2FLATEST%2Fwdoor%2Bfloodgate-900-0%2Busa_test%2BMyMove900%2B20080408003008.csa

…どちらも、うさぴょんは『勝ち』だと思ってる局面から逆転負け…OTL

NullMoveを導入したのですけれど、副作用で読みぬけが発生しているのかも。終盤の問題集でも解かせてチェックしないといけないですね。

2008年4月 4日 (金)

とりあえず、これでいいかな?

まず、盤の端では、相手から打てないところでも石を繋げる手なら打つように変更。

次に、ある程度盤面が込み合ってきた場合には、パスを可能手に追加するように変更。これで、セキの自爆の問題は回避。

最後に、アタリだったら取る手を優先するように…と言うところで、下らない間違いをしているのを発見。ちゃんと書き直したら、どうやらまともに動くみたいです。

UCB1→UCB1-TUNEDにする作業は、一旦やってみたものの、式を正しく書いている『つもり』なのに、何か却って弱くなっている感じなので、何か計算式を勘違いしていないかどうか、その内再チェックすることにして…コンピュータ将棋選手権やら、今抱えている仕事やらがちゃんと終わるまで、ねこにゃは封印しておこうかと思います。

あ。

ねこにゃなんですが、今は9路しか打てないので。

「くろねこにゃ」と呼んでます(w

2008年4月 1日 (火)

ねこにゃ、弱くなったか?

『相手から打てないところには打たない』というルールで手を絞り込んでいたのですが、例えば、図のような局面。

 ABCDE
1┌○○┬
2●○┼┼
3●○┼┼
4├●○┼
5●●○┼

ここで、黒番だと、A4に打ってくれないのですよね。で、黒A1に打って、白A4に打たれて石を取られて、また黒A3・黒A2・黒A1として、白A4、以下無限ループ(苦笑)。

相手から打てないだけで判定してはダメだな、というのは明らかなんですが、さーて、どう調理しようかな。

それから、課題がもう一つ。

勝率が十分に高い時に、相手がパスしたらパスするというロジックを入れたら、パスした局面ではまだ全然途中で勝負が付いてない(苦笑)。というより、勝也の勝敗判定を借りて勝敗を判定すると、思い切り負けてる。

…で、手で勝也を相手に続きを打ってみたら、盤面全部がセキになるというすばらしい棋譜が出来上がり。…セキのことを考えると、合法手にパスを入れないとまずいみたい。(現在は、合法手にパスを入れていないので、こんな風に盤面全体がセキになったら、ちょうどそこで手番を持っているプレイヤーが、『自爆』してしまいます。)

UCT+MC囲碁、細かい所を詰めていくと、結構色々課題が出てくるものです。

あ、そうだ。

現在、手の選択に、UCB1を使っているのですが、これをUCB1-TUNEDにしようと言うのも思ってたんだっけ。

それから、まだシミュレートしていない手の中では、アタリになっている石を取る手を優先的に選択するようにしたら、なんとなくかえって弱くなった感じがします。

コンピュータ将棋も同じですが、工夫のしどころは、実験と経験を積みながら身に付けていくか、先人の知恵を拝借してみて、うまく行く・行かない、行くなら何故、行かないなら何故かをちゃんと分析していくという作業が欠かせないですね。

…いい加減、世界コンピュータ将棋選手権に向けて、『うさぴょん』の開発に戻らなくては。

usa_testが何かバグってる感じです on floodgate

usa_testの負けた棋譜を見ていると、何か思考時間が非常に怪しいです。

優勢になってから、まだ残り時間があるのに1秒しか考えないで一気に劣勢になったりしてます。多分、変な感じのバグがあるのは間違いないんですが…さて、どこに何が潜んでいるのやら(--;

時間管理は、15分で指すように少し手直ししてるから、バグ入れたのかなぁ…。

gps500との対戦とかでは、あり得ないだろ、とツッコミを入れたくなるような手がちらほら。

…後でログ解析しないと。

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