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2008年2月17日 (日)

floodgateに二つ放り込んでみて

floodgate(コンピュータ将棋のための連続対局の場所)に、『うさぴょん』2007年版を二つ投入しています。

http://wdoor.c.u-tokyo.ac.jp/shogi/floodgate.html

まずは、小宮さんの疑問に答えてみます(と言っても、コメント欄での疑問なんですが)。

usapyon-on-noteは余っているノートPCで動かしています。余っているとは言え、AMD Turion64のノートPCなので、そんなにパワーがないわけでもないです。具体的には、クロックが2.2GHzのDualCoreのAthlonだと思っていただければ。

usa_testは、同じプログラムを単に性能がいいPCで動かしたらどれ位レーティングが変わるか試験的に入れてみたものです。Opteron280x2(2.4GHzのDualCore x2)の、一昨年から選手権に投入しているマシンで参加してみています。

これ位のパワー差で、レーティングで180点差位になるみたいですね。多分、去年の選手権に参加した本当の64bitバージョンを動かすと、もう20点位レーティングがあがるのではないかと。(10%以上速度が違うので。)

http://www.yss-aya.com/bbs_log/bk2007-2.html#bbs133

によると、(あくまでもYSSの自己対戦の場合ですが)

思考時間の差 w= 3.00, 勝率 y=0.754, レート差=195.0

ということで、(YSSなら)思考時間3倍にしているのと同じ位の差が出来ていることになりますね。実際のCPUパワー差は、単純計算で2.5倍位ですし、コア数が増えているのは枝刈りされるところまで探索してしまうことを考えると実際の探索効率としてはそんなに伸びないのですが。(探索ノード数だけは多分本当に2.5倍位になっていると思いますけれどね。)

しかし、うさぴょんは前々からCPUのパワーで全然力が変わる気がするなーとは思っていたのですが、ここまで差が付くとは…(--;

 <ちょっと予定外です。

さて、floodgateの意義については、コンピュータ将棋協会Blogにて山田さんが熱く語ってくれました。

http://www.computer-shogi.org/blog/floodgate_exploits_computer-shogi/

読みながら思ったのは、「usa_testを大会版と完全に同様の『フルスペック』にして常駐させることが必要なのかなー。」ということですが…全力の『うさぴょん』に勝ちたいとか本気で思うコンピュータ将棋の開発者の数なんて、そんなに多くないか(苦笑)。K-ShogiやGPSには勝ちたいよね、皆。

…個人的には、GPS-800にusa_testがかなり負け越しているのがショック…。

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「うさぴょん」開発」カテゴリの記事

コメント

usa_testは鬼のように強いんですが、
usapyon2かな?(そんなに速く仕上がらないよなあ)
とか思ってましたが、
マシンの性能が違うだけなんですね?


でもYSSベンチなんかだと実際どのくらい変わるんでしょうか?
仮に二倍違うとしても、
そのくらいは、思考時間の制御とかPonderとかPanicタイムを導入するだけでも、
変わるような気がします。


でも、実際にレーティングにこれほど差が出るなら
マシンパワーの差も大きいってことですね(^^;


金子さんのコメントによれば、GPSnormalはopteron2.4GHzの1スレッドだそうです。

YSSベンチの結果は、まさに「かってにベンチマーク」に記述してあります(w。

usa_testで使っているマシン:
Opteron 280 2.4 GHz 9.4秒 Dual Core x2/PC3200 1GBx2(128bit memory access) うさぴょんの育ての親さん情報

usapyon_on_noteで使っているマシン:
Turion ML-40 2.2 GHz 10.8秒 L2 1MB,MEMORY DDR333(PC2700)/1GB うさぴょんの育ての親さん情報

というわけで、YSSベンチの結果だと、1コア辺りの性能は1.14倍しか違わないようです。(YSSベンチは、1コアしか使わないので。)

思考時間の制御/Ponderは両方に同じものが入ってますね。
制御と言っても、思考時間の制御内容は、序盤では10秒・中盤以降は15秒。残り2分から一手9秒・残り1分から1手1秒、というだけのお粗末な品物。まぁ、ありあわせですからー(苦笑)。

Panicタイムは入ってません。
本当は、1手先読みしても結論が変わりそうにない場合には反復深化をやめるとか、その辺りも含めてきっちりした制御を入れたいんですが。


今、セコイことで考えていることとしては、

・予測読みがあたった時、(本来の思考時間で打ち切りしているので)相手の思考時間を全部使わないで切り上げてしまった結果を使ってるので、これは相手の思考時間+1.5秒位考えてから結果を返そう

・もう少し持ち時間をちゃんと使おう(特に序盤)

あたりがありますね。

usa_testとusapyon_on_noteで、ハードウェアの差が大体分かったので、『うさぴょん2』がマトモに動き次第、どちらかの常駐を解除して『うさぴょん2』に入れ替え、をやります。

その前に、usa_testをちゃんと64bitの『うさぴょん』にするべきかな。

この土曜日は仕事だった&今日はほとんど丸一日寝てたんで、実質、何も進んでないんですよねぇ。統計的に有意義なデータが取れたのは嬉しいんですが。

>序盤では10秒・中盤以降は15秒
 なるほど。言われるまで気づきませんでした。
 思考時間も進行度で変えればいいんですね(^^;

 序盤は考えても無駄だよなあとか思ってました。

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