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2007年5月10日 (木)

今年のコンピュータ将棋選手権を振り返ってみて

何でこんなに遅いの?と思われそうですけど、選手権の終わった後は、パーティー終了後、そのまま木更津で「ばたんきゅー」してしまい…。翌日、帰る際に渋滞でへろへろになってしまい…。

そして、月曜と火曜日は仕事で慌しくて、自分の思ってることを書くだけの体力が残ってなかったわけですよ、はい。

で。

やっと、今日(って、もう昨日になってるなぁ…)、選手権で使ったマシンを開梱して…というわけです。

まず、決勝戦の総括的感想から。

Bonanzaシード落ち、YSS優勝は…運、ですね。今年は山下さんに風が吹いた、って言う感じです。今年の1位から4位は、ほとんど互角…と思います。ただ、対人戦では、棚瀬将棋が序盤が一番自然な感じで強そうに思います。(さらに言えば、去年のBonanzaの優勝もBonanzaに風が吹いていたことは間違いないかと…。)

その棚瀬将棋ですが、一次予選では、(棚瀬さんには失礼ですが)『これは、中盤以降の力で勝ってるけれど、二次予選通過は序盤で差を付けられて危ないんじゃないのかな?』と思っていたのですが、一次予選の夜に棚瀬さん言うところの『ドーピング』を施したそうで…それを二次予選に間に合わせ、二次予選以降ではもう別プログラムのようでした…。

たった一晩で激変した、この指し回しも(新たに学習するべきパラメータを決めた上で、再学習をされたそうです)『学習の成果』ということで…「学習の力」を見直しました。(もっとも、ドーピングの要素はそれだけではないようですが。)

正直、BonanzaのBonanza囲いや、棚瀬将棋の一次予選を見ていて、「序盤ではやっぱり学習は辛いのかなー」と思っていましたので…。私にとっては、目からうろこ、でした。

もっとも、目にうろこが飛び込んだ場合も、目からうろこが落ちた場合も、モノの見え方が急変するので本当は目にうろこが飛び込んだのかも知れませんが(苦笑)。

その一方で、YSSの優勝。

YSSは、職人芸的チューニングの塊のようなプログラムです。どんなに泥臭いことでも、プログラムを組んでみて、実証データを取り、この手法はダメ、この手法で行ける…この局面でこの手が指せないのは、こういう時にこういう条件で詰め将棋を呼ばないとダメ、この手を読みぬけてるから、こういう条件では読まないとダメ、のような職人芸的なチューニングを繰り返すことで今まで強くなってきました。そして、これからも強くなっていくのだと思います。(…これ、山下さんに不要に圧力をかけているかな?)

「職人芸」と「学習」の勝負。

これから、私はどういう道を歩んで行こうかな、という…大きな課題を突きつけられた気分です。

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