ベンチマークを取ってみました。
あまり速くないです(^^;;
まず、山下さんの配っている、YSSベンチ?の結果から行きます。
http://plaza15.mbn.or.jp/~yss/bench.html
からダウンロードしたものを実行したら、24.5秒かかりました。
これは、Athlonの1.2GHzとほぼ同じ数値です。
次に、悪乗りして、4つ一度に動かします。
結果は、39.2秒、39.4秒、39.7秒、39.8秒でした。
次に、2ついっぺんに動かしてみます。
結果は、27.8秒と27.6秒です。
メモリがボトルネックになっている可能性もありますが、4つ一度に動かすと、かなり性能が低下するようです。やはり、仮想4CPUなのであって、物理的には2つしかないので、こんなもんでしょうか。
さて、マルチスレッド対応の鈴木将棋2000年版でもベンチマークしてみましょう。
PentiumIII 933 Dual Thread数2
64.1秒
Xeon2.0A Dual(Virtual 4CPU,Thread数4)
43.5秒
4CPUをフルに使おうとすると、物理的に1つのCPUで動いている、仮想CPU同士で競合を起こす可能性があるので、2CPUだけ使うほうが速いかもしれませんので、それもベンチをとってみました。
Xeon2.0A Dual(Virtual 4CPU,Thread数2)
44.7秒
むぅ。ちょっとだけ余分に時間がかかりました。
ついでに、スレッド数を1つに限ってしまった場合の結果です。
PentiumIII 933 Dual Thread数 1
143.4秒
Xeon2.0A Dual(Virtual 4CPU,Thread数 1)
103.5秒
…何故か2倍以上遅いです(--;;
#何かプログラムにバグがあるのかもしれません。
つまるところ、Xeon2.0Aは、PentiumIII933MHzの1.5倍くらいしか将棋プログラムでは速くない、ということでしょうか。
Thread数4で実行しているときのCPU使用率が、75%~90%くらいでウロウロして、100%に張り付かない(2CPUのマシンで、Thread数2で実行すると、100%に張り付く)ので、仮想4CPUを使いこなすプログラムを書くと、もう少し効率が上がるかもしれません。
今のところ、CPU単体のパワーアップと、マルチスレッド化で、うさぴょんの実行速度が3倍くらいになるかなぁ、という感じでしょうか。
…うーん、旬のうちに、今すぐ割と高値で売り払って、Athlon Dualにしようかなぁ…。
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