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今年の秋(2020年11月21~22日が本番)に開催される、電竜戦の第三回予行演習に「スーパーうさぴょん2X」で参加して来ました。
結果は10/34位。
準備不足な割には順位に恵まれた感じは致します…。
本番では、以前の世界コンピュータ将棋選手権に参加した、「うさぴょん外伝」の後継プログラム(「うさぴょん異聞」とかそんな名前?にする予定)で参加するかも知れません。正直、こちらは準備が間に合うのかどうか相当不安ですが。
ただ、電竜戦では、自前でマシンを準備出来る限り、いくつのプログラムで参加しても構わないというルールですので、もしかすると二つ参加させるかもしれません。(マシンの準備が出来ればw)
まだろくに予定が決まってないのと仕事がそれなりに?忙しいのとで、どうなる事やら全く分かりませんw
「スーパーうさぴょん2」で第28回世界コンピュータ将棋選手権に参加して来ました。
今回は、うさぴょん3(0から開発中)で出るには時間が足りないので、安定して動いていた「うさぴょん2’」のプログラムと「Apery SDT5」に振り飛車を(振り飛車有利な条件で対局させて)5億局面位追加学習させてみた評価関数、+振り飛車穴熊の定跡という構成でした。
いやー…多分、Aperyの評価関数のまま居飛車で指した方が成績は良かったんじゃないか、って感じですね。
去年?で合ってるかな?振り飛車やります!って言っておいて間に合わなかったので、その宿題をとりあえず片付けたという事で、多分また居飛車に戻ります。
元々の「うさぴょん」も相掛りが好きなプログラムでしたしね。その癖に棒銀に弱いという謎の脆弱性がありましたがw
フルスクラッチで「りたーん おぶ うさぴょん」を書いていましたが、仕事とか諸々の関係で結局選手権までに間に合わない事が判明…。急遽、「スーパー うさぴょん2」として、「うさぴょん2’TURBO」を少し書き換えて「Apery(SDT5)」の評価バイナリ使って参加する事にします。
仕事がどうなるか、怪しいのですが、今年も世界コンピュータ将棋選手権に参加予定です。
プログラム名は「りたーん おぶ うさぴょん」です。
今年はライブラリ不使用で、久し振りに自分の力だけで挑戦してみます。まぁ、仮に何か使うのであれば、最新のAperyの評価バイナリ使うだけで相当強くなるんでしょうけれど、3駒関係も使わない予定です。(現在は、2駒関係+利き+玉の堅さを評価しているので、評価項目だけで見ると技巧に似た感じになりそうです。あちらの方が遥かに完成度は高いと思いますが。)
「りたーん おぶ うさぴょん」には、名前の通り「うさぴょん」のソースコードの一部を使う予定です。(というか、今の所は使っている状態ですが、選手権までに全部書き換えてしまう可能性もありますね…。)
RYZEN7 1800Xで世界コンピュータ将棋選手権に出場します!
学習用のマシンが不安定です。
また途中経過が吹っ飛んでしまった…(ファイルに細目に吐き出すべきだったかも)。
仕事の忙しさが収まらないため、0からの開発については諦めました…。結局、ライブラリとしては「なのはmini」を使い、StockFishの最新版あたりをマージする事になると思います。
評価関数については、工夫したいところですが、現状まだ手を付けられていません。評価バイナリについては、駒割りとして、「うさぴょん」を用い、その他については0の状態から、floodgateの棋譜からBonanzaMethodで学習し、ある程度強くなった後は、所謂「雑巾絞り」で強化する予定です。
どれ位の強さになるのかはまだ全然分かりませんw
「コンピュータ将棋 Advent Calendar 2016」へのリンクはこちら。
http://www.adventar.org/calendars/1457
この記事は、コンピュータ将棋Advent Calendar 2016の12/14の分となります。
さて、今年は、ついに「うさぴょん」と「さようなら」をした年になりました。「うさぴょん」は、前向き枝刈をするオールドスタイルのプログラムでしたし、設計思想は2001年頃のままでしたので、結構長生きをしたのではないかと思います。
うさぴょんを全幅探索型にする事や、学習部を書いて3駒関係などを持ち込む事も考えないではなかったのですが、局面の「更新」の関数が相当重い処理になっていました(利きの管理や、各駒ごとの交換値の管理などをしていました)ので、これをベースにして全幅探索するのはさすがに無理がありそうで、断念しました。なお、「うさぴょん」の合法手生成+手の評価は、実は結構「強力」で、駒がぶつかり合って以降は、並び替えた後の一手目の候補手が、プロ棋士の棋譜との一致率が90%近くになります。(ちょっと自慢してみましたw)
「うさぴょん2」以降、コードのベースは、「かず@なのは」さん作成の「なのはmini」に乗り換えましたので、かつて私の作成した「れさぴょん」を使って参加していた「かず@なのは」さんと、使用しているライブラリの親子関係が入れ替わった形になります。
この事を指して、師弟関係が入れ替わったとTweetしたかも知れません(苦笑)。
また、どうせ一つでもライブラリを使うのなら、ライブラリ登録されているものは使い倒す、という方針で今年は開発を進めて行きました。そのため、選手権では、「うさぴょん2」で参加し、「なのはmini」をベースにした探索部(ただし、2016年1月頃のStockFishの技法を取り入れました)、合法手生成部、局面の評価には「大樹の枝(Apery)」の評価バイナリを使い、決勝リーグへと初進出(決勝リーグで全敗w)を果たしました。
そして、電王戦トーナメントでの「うさぴょん2’」では、「なのはmini」ベースにした探索部(2016年9月頃のStockFishの技法を取り入れ)、合法手生成部、「Apery」ベースの評価バイナリを「やねうら王」をベースにした学習部で強化するという、「夢の3ライブラリ合体!」を果たしましたが、評価バイナリは、完全に「浮かむ瀬」や「やねうら王」に負けてましたね…。電王戦トーナメントの結果も、決勝進出したものの、決勝一回戦で「やねうら王」に(順当に?)負ける結果になりました。途中まで結構いい勝負(やや有利)だったと思うんですが…
今年は決勝までは行けるものの、そこが限界、だったように思います。でも、盤の構造がBitBoardでなくて配列型であっても、「まだ戦える」ことは示せたのではないかなーとか勝手に思っております。
今年は「巨人の肩」に乗ってみて、そうか、こうなるのか…と体験を出来た年になりました。こういう景色をトップランナーは見ているのだな、と…。非常に良い体験になりました。
で、来年ですが…ライブラリ不使用で、「うさぴょん3」を開発して参加したいな、と考えておりますが、10月末頃から仕事が非常に忙しくて、「うさぴょん3」の骨格も出来ていないというか、基本設計も出来てない状態です。「うさぴょん2’TURBO」なんていう名前で参加していたら、またライブラリ使用してるのか、と考えて頂いて問題ありませんw
末筆ながら「巨人の肩」を貸して頂いた皆様に感謝を。
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